『ほろ苦い思い出の街』

20160113 muralla 1

20160113 castillo

 約7年ぶりに訪れたコロンビアのカルタヘナ。2008年から青年海外協力隊の野球隊員として赴任していた街です。
 当初は2年間の派遣予定でしたが、1年3ヶ月で別の街へ移動することになりました。
 要は活動がうまくいかなかったのが要因で、コロンビアで一番野球が盛んで、一番の観光地でもありますが、自身にとってはほろにがい思い出の街でもあります。

 確かに派遣を要請しておきながら、県の野球連盟は非協力的でした。(客観的にみても、笑)
 赴任した初日に『君は誰?』みたいな顔をされて、『僕、歯医者行くから出ていくね。』と言って戻ってこなかった会長には参りました(苦笑)。

 でも、今回改めて訪れてみて感じることは、あの時は気づいていなかったけど、もっと他の角度から様々な取り組みができたのではないか?ということです。
 もちろんスペイン語の語学力も当時はまだまだでしたが、それ以上にラテンアメリカ野球の仕組み、彼らにとって野球とは何なのか、どうやってメジャーリーグを目指すのか、そのためにどのような取り組みをするべきなのか、その頃は全くわからず(わかっていないことすらわからず)突っ走っていたのだと思います。
 そして、自分の無知をいいことに、周りがわかってくれないと愚痴を言っていたことを今となっては大変恥ずかしく思います。

20160113 campestre up

20160113 dush

 いつでも、どこでも、どんな立場でも、解決策や改善策を見出すためには、愚痴を言う前に、まずは自分が学ぶことが大切だと7年前の自分を振り返りながら痛感します。

20160113 syugou

20160113 campestre dageki

 7年ぶりの訪問となったのでチームが変わっていたり、残念ながら亡くなってしまったというコーチもいました。
 それでも、7年間全く連絡もしていなかったにもかかわらず、顔を見るなり思い出してくれて、『もしかしてトモか??』と満面の笑みでコーチや当時の選手たちが迎えてくれました。
 自分が覚えていないことでも、『トモは僕たちにこれも教えてくれた、あれも教えてくれた。』と、たくさんのことを覚えてくています。『ほら、見て!グラウンドをキレイに使っているでしょう!?僕たちはトモから野球以外の大切なこともたくさん学んだんだ。』と嬉しそうに話してくれる彼らを見て、こちらはもっと嬉しくなります。

 やはり指導する側の影響は大きいなと感じます。
 どこの国でも学んだ人はそれをもとに人生を歩んで行くのだと思います。
 だからこそ教える側の人間が常に謙虚に学び、挑戦を続けていかなければならないのでしょうね。

20160113 muralla 2
 

コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント内容
  • password
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する