『今年、世界で一番楽しい試合!』

予選リーグ たみお

 堺ビッグボーイズ・LA遠征の後半、今年は初の試みとして地元の大会に参加しました。
 3年生はU16、2年生はU14のカテゴリーでそれぞれ参加しています。
 自分は2年生の試合に同行しましたが、それはそれは素晴らしい試合になりました。

 今回の大会は各カテゴリーに9チームがエントリーし、3つのリーグに分けて予選リーグが行われました。まずは初日に変則ダブルで各チームが2試合ずつ行い、その結果をもとに翌日決勝トーナメントが実施されます。

予選リーグ 集合写真

 予選リーグで対戦した2チームはなかなかの強豪、1試合目は後半突き放して9対1で勝利したものの、2試合目は前半のリードをジリジリと詰められ1点リードで最終回を迎えました。

 自分は相手ベンチのすぐ目の前、一塁のベースコーチをしながら参加していましたが、とにかく2チームとも指導者が気持ちいい方々なんです。タイムがかかっているときはもちろん、プレー中でもどんどん声をかけてくれます。それもポジティブなことばかり。日本の子供たちのことをものすごくほめてくれたり、日本からやってきたチームと対戦できてうれしいと言ってくれたり、対戦するチームに対する敬意によって、こちらも気持ちよく試合に参加させていただきました。

 2試合目は中盤から接戦となり、お互い自身のチームの選手を鼓舞しながら、指導者同士は『本当に良い試合だね!子供たちも楽しんでくれていてうれしいね!』という会話をずっとしていました。

予選リーグ ゆきお

 最終回(7回)の表、1点を追う相手チームは2アウト2・3塁からセンター前ヒットで逆転!一方、その裏、息を吹き返した堺ビッグボーイズも2アウト満塁と逆転サヨナラのチャンス!しかし、カウントはすでに2ストライク。
 相手チームのコーチが僕のところに来て、『三振で試合終了だよ』って笑いながら言ってくる。『僕は自分の子供たちを信じているから、彼はきっと打つよ!』と返す。『じゃあ、おれも自分の選手を信じているからきっと三振を取るんだ!』って、またまた笑いながら返してくる。こんな緊迫した場面で、日本で指導者同士が笑いながら、こんな会話をするなんてあり得るやろうか?とふっと我に返って考えてしまいました。

 打っても打たなくても、勝っても負けても、決めていたことは試合が終わった瞬間に『ナイスゲームだった!ありがとう!』と言って相手の指導者とハグすることでした。

 ビッグの選手が放った打球はセンターの頭を大きく超えて、劇的な逆転サヨナラ勝ち!悔しいはずの相手の指導者はそんな素振りを一切見せずに、僕と同じ言葉を発して力強く抱きしめてくれました。『ナイスゲームだ!ナイスゲームだ!』と大声で叫び続ける相手チームの保護者の方々、『ありがとう!』とあどけない笑顔で挨拶してくれる相手チームの選手たち、試合なので勝ち負けはあるけれども、お互いの力を出し合うという素晴らしい空気がそこにはありました。

 こんな環境で野球を続ければ、日本の子供たちももっともっと野球がうまくなる、何より野球をどんどん好きになれる!
指導者も選手も、全身で色々なことを勉強させていただきました。

予選リーグ コーチ


 決勝トーナメントの様子は次回のブログで・・・。
 

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