『マイナーリーグの試合ってなぜこんなに面白い?』

2015716 ネット裏

3日前より、ジョージア州のサバンナという小さな街に滞在しています。どこやねんそれ!という感じですが、コロニアルな街並みも素敵で都会と違って人々も穏やか。暖かい(というより昼間は暑すぎる!)地域で、黒人の方々が多く暮らしているようです。

20150715 街並み 家

20150715 街並み 川沿い

メッツ傘下で1Aに所属するサバンナ・サンドナッツはこの小さな街を本拠地にしています。昨年末ドミニカ共和国で知り合ったロドリゲス君がここでプレーしているので、再会と自身の勉強を兼ねて訪問しました。

20150715 球場正面

JC 2015715

ここでは20歳前後の選手たちがほとんどで、みな自身の未来を信じて思い切ってプレーしています。やはりドミニカ共和国、ベネズエラなどラテン系の選手が多いですね。どのチームもスタメンの半分以上がラテン系の印象です。そして彼らを見守る観客・街の人々の視線がとても暖かく彼らを包んでいるように感じます。

プレーはまだまだ三振も豪快にしますし、エラーもたんまりと。特によく目立つのが走塁ミスかな。ただ、投手は無駄な球を投げず(無駄な時間も使わず)どんどんストレート系の球をストライクゾーンに投げ込むし、打者は初球から豪快に振りに行きます。気持ち良い野球についつい時間を忘れてのめり込んでいる自分に気づきます。指導者も観客も誰もが、選手たちのゴールはここではなく、ここの結果よりも様々な経験を通じて未来につなげて欲しい、言葉ではなくそんな雰囲気の中で、選手たちは常に積極的に、うまくできなかったらどうしよう?なんて考えることもなく投げて打って走っています。

2015716 観客

決して日本の野球を否定したいわけではありませんが、日本の未来ある選手たちにもこんな環境でのびのびと能力を伸ばせる場があればなと思わずにはいられません。そのためにもまずは大人が勉強!でしょうね。ないことを悲観する必要は無いんです!ただ大人が勉強して作ればいいだけなんです!

Jean Carlos Rodriguez (イアン・カルロス・ロドリゲス)選手もまだまだ好成績を残せているわけではないのですが、名前の頭文字をとったJ・Cのニックネームでけっこう人気者です。ここはアメリカなので「バモス、J・C!」ではなく、「カモン、J・C!」かな。

『メジャーリーガーになるまでの道のりは確かに険しい、ものすごい競争もある、もちろんたどり着きたいけど、結果は自身でコントロールできるものではなく、神様のみが知っているんだ。だけど、毎日少しずつ前進すること、常に積極的に前向きにプレーすることは自身でコントロールできる。だから、僕たちはコントロールできない未来の結果よりも、コントロールできる今を大切にするんだ。たどり着けるかどうかはわからないけど、それが一番自身の可能性を広げられるからね!』
年末、ドミニカ共和国で彼らが語っていたことを改めて思い出しました。

指導者も保護者も観客も、大切なことは、選手の今の結果にこだわるのではなく(特に小学生から25歳くらいまでは!!)、細かい指導をすることでもなく、彼らが積極的にプレーできる環境を用意することかなと思います。これは今すぐ誰にでもできることかなと!

サバンナ!また戻ってきます!グラシアス!

20150715 外野から
 

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