『なんで日本のアマチュア野球だけ⚫⚫なの?』

20156211

日本は6月に入り、徐々に夏が近づいています。

それと同時に、肩に力の入る人が野球界(特にアマチュア野球)では急増します。

まもなく高校野球もどうやら大会が始まるそうですが、今月は中学生も夏の全国大会予選がスタートしています。

中学生も高校生も日本のアマチュア野球と言えば、みなさんご存知の通りトーナメント戦ですが、なぜトーナメント戦なのかということに疑問を持っている方は日本全国にどれくらいいるでしょうか?

これまで様々な国の野球に接する機会をいただきましたが、まず日本以外の国でトーナメントの野球大会を目にすることはありません。メジャーリーグで多くの選手が活躍するラテンアメリカの国々ではなおさらです。

日本の高校野球は夏の大会で、半分のチームがたった1試合しか試合ができません。1試合目に勝ったチームでも、そのうち半分は次の2試合目で終わり。しかも選手は常に勝たなければいけないというプレッシャーと戦い続けなければなりません。そして勝ち上がって日本一になったチームでも最大12試合ほどでしょうか。

一方で16〜18歳の同じ年代のドミニカの選手たちは、6〜8月の3ヶ月で全チームが72試合行います。勝っても負けても72試合。投手はローテーションで60球・中5日、野手も色んな選手が出場、勝っても負けても次があるので三振を恐れず思い切ってスイングし、エラーを恐れず果敢にプレーができる、投手もどんどんストライクゾーンにストレートを投げ込める。

この野球環境の違いだけで、どちらから優秀な選手が輩出できるかは明白であると思いますし、現時点での結果も正にその通りになっています。

この週末は指導にあたっている中学生の全国大会支部予選を観戦に行きました。試合は1点を争う好ゲームに。その試合を外野から一人眺めつつ、とにかく彼らにトーナメント戦ではなくリーグ戦でたくさんの試合をやらせてあげたい、勝たなきゃ次がないというプレッシャーから解放されて好きなように思い切ってプレーさせてあげたいと心から思いました。

中学生も高校生もまだまだ成長していく過程にあります。そんな彼らに常に勝たなければならない過度なプッシャーは必要なんでしょうか?子どもたちの野球に携わる我々が考えなければ、誰が考えるのでしょうか?  

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