『堺ビッグボーイズ、旭川道北ボーイズ、前橋中央ボーイズのアメリカ遠征2018』

 皆さま、おはようございます。

 8月16日~23日の1週間、日本から30名の選手と指導者ら、合計36名でロサンゼルス遠征を実施しました。堺ビッグボーイズが中心となって実施しているこの遠征は今年で6年目を迎えています。

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 現地では、大迫力のメジャーリーグ観戦に加え、メジャーリーグのスタジアムツアーや市内観光、ホームステイなども実施していますが、何よりも学びの機会となるのが土日に行われる現地の大会に参加していることかなと思います。今年はメキシコからも招待チームが参加し、合計14チームの非常にレベルの高い大会になりました。

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 こちらの大会に参加して、一番違いを感じることは反発係数に大幅な規制がかけられている金属バットと天然芝のグラウンド。日本で普段使っているバットに比べると驚くほど飛びません。内野の頭を超えることも簡単ではなく、とらえたと思う(外野の頭を簡単に超える)あたりもポップフライになって、定位置付近の外野フライ。ならば、ゴロで間を抜こうと思っても天然芝で打球が弱まり、内野手に捕られる。一体、どうやったらヒットが出るのかと・・・。

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一方で、アメリカやメキシコの同年代の打者(14~16歳)はこの状況でもなんとかヒットにしてきます。パワーが違うからでしょ・・・、と思いがちですが、パワーの違いではなく打ち方の違いの方がはるかに大きいと試合をしていると感じます。日本の子供たちは普段から飛ぶ金属バットになれているため、前(投手寄り)で当てるイメージ、こちらの選手は多少詰まっても後ろ(キャッチャー寄り)でドンとぶつける感じ。堺ビッグボーイズでは、将来、大学以降で木製バットを使用するときにも良い打撃ができるようにと、このような打撃練習を取り入れていますが、それでもまだまだ追いつけていないと実感します。

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よく考えれば、アメリカでは飛ばない金属から木製に変わるだけで、少年野球からメジャーまで環境は一緒であり、一貫して技術を身につけることができます。一方で、日本は高校野球までの飛びすぎる金属バットから、大学になって突然飛ばないバットに変わるため、そこで苦労する選手も多いのが現実です。道具が全く違うので、打ち方も異なり技術も一貫して習得できません。さらに、そこからメジャーを目指そうとなれば、グラウンドも天然芝に変わり、より一層対応が困難に・・・。

 どちらが世界のスタンダードかと言えば、野球の世界では、日本以外はどこの国に行っても低反発の金属か木製バットと天然芝。アメリカだけでなく、中南米の国々もそうですし、アジアも韓国や台湾は高校生から木製バットを使用しています。日本国内の大会は良いけれど、世界の大会に行って苦労するのはいつも選手たちです。

 社会も一緒で、これからはどんどん外国人が入ってきて、日本も世界に出て行く時代へと変化してくると思います。ならば野球も世界のスタンダードを受け入れて、その上で力を発揮できる選手が育つ環境作りが必要だと思います。

 子供たちに話を聞くと、『学校で習った英語が全然通じなくて苦労した』、『野球も日本のようにいかなかった』と。でも、世界に出てそういったことも含めて知ることが、今後の彼らの成長につながることは間違いないと思います。

 堺ビッグボーイズでは、今後もこのような機会を継続して作ることができればと思っています!

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