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『ドミニカの野球に触れた高校3年生、一番多く語った感想は・・・“ショック”です!』

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 日本とは全く異なった指導法・育成システムで人口1千万人の小国ながら毎年多くのメジャーリーガーを輩出するドミニカ共和国。この夏は高校野球を終えたばかりの高校3年生が2週間訪問してくれました。

 彼は中学時代に捕手として活躍していたものの、厳しい指導にあい、肩も故障、その影響で高校2年生からは投げることができなくなりました。なぜ、自分は怪我をしてしまったのか、同じような苦しみに他の選手やこれからの子供たちには遭ってほしくない、そう考えていた時にたまたま新聞でドミニカ共和国の野球を紹介している私の記事を見つけて連絡してくれたのが出会いの始まりです。

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 『実際にドミニカ共和国に行ってみたい!』、でも、まだ高校生で、両親にも負担はかけたくない、との思いから、文科省のトビタテ留学JAPANという制度に応募して、見事合格!7月30日から2週間ドミニカ共和国に滞在してくれました。

 こちらでは毎日PMからのスペイン語授業、ホームステイに加え、午前中は少年野球からメジャーリーグ球団のアカデミーまでを毎日見学。大人の顔色を気にせずとにかくアグレッシブにプレーする小学生たち。将来MLB球団との契約を勝ち取れるようにと、選手の長所を伸ばすべく、常に前向きに声をかけ、成長を促す中学生年代のコーチたち。そして、彼と同年代のMLB30球団とのマイナー契約を勝ち取って各球団同士の72試合のリーグ戦にのぞむ17~18歳の選手たちのプレー。

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 彼に率直な感想を聞くと、『とにかく、ショックです。』と。
 何が?
 『なんで自分は楽しくて始めた野球であんなに怒られ、苦しめられて、怪我でつらい思いをしてきたのだろうと思います。ドミニカでは子供たちはとにかく野球を楽しみ、同年代のメジャーのアカデミーの選手たちは、トーナメントではなく72試合もあるリーグ戦の中で失敗を恐れず思い切ってプレーし、指導者もミスをいつも許容している。そして、同年代の選手たちが本気でメジャーを目指して、すごいレベルで毎日プレーしている。なんで、自分の国ではあんなにも指導者が選手にプレッシャーをかけ、なぜ一度負けたら終わりのトーナメントで失敗が許されないやり方なんだろう・・・と。』

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 17歳の彼には、大きな違いを見せつけられたことは我々の想像以上にショックなことなのかもしれません。
 『でも、ショックですけど、知ることができて本当に良かったなと思います。そして、2週間では全然足りなかったので、またドミニカに帰ってきます!』と日本に向かった彼。

 2週間、彼のそばにいて私自身が感じたこと。自身の国の子供たちに、日本より海外の環境の方が良いじゃないか!ショックだ!と思わせるような日本の野球界ではいけない。
 毎年夏の恒例の『あの大会』が今も行われていますが、大人が目を覚まし、海外からも情報を取り入れ、子供たちにとって本当に良い環境を作っていかなければ!

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 Vamos! Siempre Agresivo!

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コメント

私は現在オランダにいます。
U15Fukuoka baseball teamを率いて
本日より7gameを戦う予定です。

オランダの野球は中米の影響を
強く受けていると感じます。
ドミニカにもどこか似ているかもしれません。

日本の野球界はもっと変わらなければなりません。世界約70カ国で行われている野球を、さらに発展させる。高校の夏が「最後の夏」であってはならないのです。未来に希望がもてるものであるべきです。

残念ながら日本の野球界はそうではないと感じています。

売り買いされる情報。現在ならば「甲子園ネタ」は高値がつくでしょう。例えば、私が今、オランダの野球を書いたところで、人々はあまり関心を示さないでしょうから、そのような情報を買う人はほとんどいない。つまりは世界の野球事情が人々に伝わることはほとんどないということです。

高校野球を終えてからが本当の野球だと私は考えています。「勝った負けた」やひとつやふたつのミスに一喜一憂することなく、肚を据えて野球と向き合えばいいのです。

日本の野球界のために、未来を支える少年たちと、ここオランダ、アイントホーフェン(福岡SBヴァンデン・ハークの故郷)にて躍動します。

ドミニカの野球を見て、ショックを受けたり、怪我に泣かないですむような選手を育てます。
2018/ 08/ 14( 火) 14: 31: 12| URL| 古立淳# -[ 編集 ]
 

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