『世界のチームと切磋琢磨』

 『国旗をつけた戦いで、負けていい戦いなど1つもない。明日は全力で試合に臨むから心配しないでくれ。』
 2006年の第1回WBCでメキシコの選手が語った言葉をWBCが開催されるたびに思いだします。
 2次ラウンド2連敗で敗退が決定し、最終のアメリカ戦を翌日に控えたメキシコチームは練習をせずにディズニーランドで観光、一方でアメリカと韓国に敗れ1勝2敗となった日本は自力での準決勝進出のチャンスはなくなり、あとはメキシコがアメリカに勝ってくれることを願うしかありませんでした。にもかかわらず、肝心のメキシコチームはディズニーランドへ・・・。明日の試合に向けて練習しなくていいのかと質問した記者に、監督や選手は上記のように答えたと報道されました。
 翌日の試合はその言葉通り?メキシコがアメリカに勝利・・・、アメリカに変わり、日本の準決勝進出が決まったことをつい先日のように思い出します。

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 先日、日本が準決勝進出を決めた第4回WBCですが、なかなかライブで試合を観ることができず、ようやくイスラエルとの試合を出張先の方々と食事を取りながら観ることができました。様々なプレッシャーがある中、国を代表して全力で持っている力を出し切ろうとするプレーは人々を魅了します。すべての国の選手に敬意を払いたいと思います。
また、今回、韓国や台湾を破り、日本とも接戦を演じたオランダやイスラエル、カナダに勝利しアメリカやドミニカ共和国と延長戦まで戦ったコロンビア、ベネズエラ・メキシコを大いに苦しめたイタリアなど、国として野球はまだまだ盛んではないチームが、強豪国と互角もしくはそれ以上の試合をしていることは世界の野球界全体の発展につながるのではないかなと思います。

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 海の向こうでは、世界でも有数の野球強豪国、アメリカ・ドミニカ共和国・ベネズエラ・プエルトリコが2次リーグを戦っています。戦力的には一番劣るのではないかと思われたプエルトリコが全勝で突破。現在、アメリカとドミニカ共和国が最後のひと枠をかけて試合をしています。野球はどこが勝つかわからない、だからこそ面白いという展開になっているのではないでしょうか。

 自国の応援ももちろん良いのですが、世界最高峰の選手が国旗をつけて戦う大会だからこそ、お互いの国から学び合える機会になればとWBCが開催されるたびに思います。勝った負けた以上に、それが各国の野球の未来に繋がっていくのだと思います。各国の選手がどのようなプレーをしているか、そこにたどり着くまでにどのような取り組みを行っているのか。野球に、スポーツに、教育に携わる方々と常に学び合える姿勢で観戦できればと。
 Vamos Japón! Siempre Agresivo!!
 

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