『そもそも基本の概念が違う・・・』

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 10月末にドミニカ共和国へ戻ってきてから、ウィンターリーグ(ドミニカのプロ野球)、メジャー球団アカデミーの教育リーグ、街中のクラブチーム(プログラム)など、様々な場所で改めて勉強させてもらっています。

 なかでも、メジャー球団アカデミーの練習視察は、練習内容の違い・指導方法の違いが改めて勉強になります。これまでもサマーリーグの試合を何度も見せていただきましたが、この時期の練習視察は初めてです。
 今回、訪問させていただいたのは、トロントブルージェイズのアカデミー。主に16~18歳のラテンアメリカ出身選手に加えて、アメリカの選手も何人か加わり、総勢70名の選手が汗を流していました。

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 当然と言えば当然なのかもしれませんが、この日も外での練習時間は午前中のみで、午後は講義にあてられています(この日はフォーメーションの勉強とのこと、英語も月~金の毎日、授業があるようです)。そして、限られた午前中の練習時間で、行われていたことは守備と打撃の基本練習でした。ただ、その基本の概念が日本とは違うため、見る人によっては応用練習に見えてしまうかもしれません。

 例えば、守備練習では自分の右側に転がされた打球(といっても、手でコロコロと転がしただけです。)に対して逆シングルで捕る練習を行ったり、セカンドが正面の打球(同じくコロコロ)をバックトスでセカンドベースに、セカンドベース際の打球を逆シングルで捕ってそのままグラブトスする練習を行ったりしていました。我々からすると、それは応用なのでは?まずは正面できちんと捕れるようになってからなのでは?と思ってしまいがちですが、それはそもそもの基本の概念が違うからそう思ってしまうのだと思います。

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 逆シングル、バックトス、グラブトスを基本として練習する彼ら、できるだけ正面で取ることを基本とする我々、そして結果としてメジャーリーガーにたどり着いているのはどちらを基本としている選手たちか・・・?結果から逆算してみても、我々がこれまでの基本の概念を変えることで日本の選手たちの可能性を広げることに繋がるのではないかなと思います。

 今回の新たな学びを、うまく日本に持ち帰ることができればと思っています。
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