『日本人ももっと挑戦すべきだ!!』

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 昨日、25日間のドミニカ共和国滞在を終えてロサンゼルスまで戻ってきました。
 今回は夏のシーズンということで、ドミニカプロ野球(ウィンターリーグ)ではなく、メジャーリーグ各球団のアカデミーが参加するドミニカン・サマーリーグを中心に勉強させていただきました。

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 その中でサンフランシスコ・ジャイアンツのアカデミーには、私がコロンビア時代に教えていた(教えていたというよりも、当時はまだ小学生でちびっ子だったので、足にまとわりついていた?)サンティアゴ・アングーロ選手が捕手として2年目のシーズンをこのドミニカで迎えており、彼の試合も多く観に行きました。

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 コロンビアと言えば、サッカーが有名で、野球はまだまだマイナースポーツです。特に彼は国内でも野球が盛んなカリブ海沿岸地域ではなく、内陸のカリという街の出身です。野球なんてほとんど認知されておらず、競技人口も少ない中で、練習に励みジャイアンツのトライアウトに合格してマイナー契約をつかむこと自体が簡単なことではありません。16歳でドミニカに渡り、現在18歳。なんとか来年はアメリカのルーキーリーグに昇格できるように、日々仲間たちと切磋琢磨しています。

 コロンビアからメジャーを目指すということも、日本では想像つかないかもしれませんが、トロント・ブルージェイズのアカデミーにはヨーロッパのベルギー出身選手も在籍しています。(写真が撮れてなくてスミマセン・・・)

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 彼は高校卒業後にこちらに来て2年目で現在20歳とのこと。どのような経緯でこちらに来たのかと聞いたところ、『ベルギーでは国内で野球がほぼ行われておらず、学校に野球部なども存在していない。だから僕は数少ないクラブチームで練習していたんだ。』とのこと。
 まったく野球が盛んではなく、認知もされておらず、学校でも競技されていない国からも、こうやってマイナー契約を勝ち取ってメジャー挑戦している選手がいることに驚きました。母国語は英語でもなければスペイン語でもありません。それでも2年もすればすっかりスペイン語を身につけて(コーチ曰く、ドミニカ人の滅茶苦茶なスペイン語より、彼のスペイン語の方が正しいよ!と。)ドミニカや各国の選手とも仲良くコミュニケーションを取っていました。

 多くの人口を抱え、たくさんの選手(中・高校生)が野球をプレーしている日本ですので、彼らがみなメジャーリーグ挑戦を意識してチャレンジすれば、もっともっとメジャーに昇格する選手も増えるのではないかなと感じています。
 コロンビアの選手もベネズエラの選手も、そしてベルギー等も含めて多くの国から、10代のうちにマイナー契約をして親元から離れてメジャーリーグを目指して挑戦している選手たちがいます。
 日本からも高校卒業と同時に、トライアウトを受けて、どんどんマイナー契約して海を渡る環境ができれば、もっともっと良い選手が輩出される可能性は高まると思います。
 体力・忍耐力・規律・器用さ、どの面をとっても決して日本人が彼らに劣っているとは思いません。

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 ただし、高校までの指導・育成方法、大会システムがこのままでは、例え挑戦したとしてもなかなかメジャーまでは到達することは簡単ではないと思います。
 大切なことは小中高それぞれのステージの結果・勝利ではなく、25歳・30歳になった時のためにそれぞれの年代でどういった取り組みをするかが重要なのではないかなと。
 そもそも、トライアウトを受けてメジャー挑戦ということを想像もしていない大人側の固定概念を取り払うことが何よりも重要なのかもしれません。

 日本人もこれからどんどん挑戦できる環境作りに自分も少しでも貢献できればと、世界各国から集まるアカデミーの選手たちを見ていてそう感じました!!
 日本人もできる!!変化を恐れず挑戦するぞ!!バモスバモス!!

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