皆さま、こんにちは。
だいぶ長い間、ブログをご無沙汰していました。
この4か月ほども、おかげさまで全国各地で多くの方にお会いする機会があり、セミナーなどを通じて、これからの日本の野球のあり方について考える機会を持てていると思います。
まもなく、夏のドミニカ共和国へ出発予定ですが、今年は例年よりも出発が少し遅めのため、各地で高校野球の地方予選も何度か観戦しています。
主に、セミナーにお越しいただいている先生方の学校や、堺ビッグボーイズの選手の進学先などをタイミングが合うときに訪問しています。
7月8日はちょうど沖縄でのセミナー当日に行われた美里工業対北山高校の試合。

美里工業はセンバツ出場したことのある強豪校、北山高校もこの春に県ベスト4を果たした学校。
2回戦としては好カードで平日ながら多くのお客さんも観戦していました。
試合は7回を終えて1-1の同点、美里工業が8回表に3点、9回表に2点とり、最終的には6-1。
7月18日は大阪学芸高校と上宮太子高校の試合。

こちらも、6回終わって1-1、そろそろ投手も疲れてきているなと思ったら、やはりミスも重なって7回表に学芸高校が4失点。
つくづく感じるのは、トーナメント制の大会における投手の交代のタイミングの難しさだなと思います。
本当は思い切って変えたい、変えるべきところ、ただし、トーナメントで次もわからないので、なかなかエースが打たれる前には変えにくい。
指導者にとっても選手にとっても、このような接戦を落とした時に、次はどのように戦っていくかという対策を立てて次戦に向かえればいいのですが、残念ながら現行のトーナメント制ではその機会が訪れることはありません。
簡単に変わるものではないことは重々承知していますが、このような接戦の試合を勝ったり負けたりしながらリーグ戦の中で何度も経験していけば、指導者にとっても選手にとってもものすごい成長につながるのになと改めて思います。
日本の選手のレベル・もともと持った能力は決して低くはない、だからこそ、選手たちがもっともっと成長できる環境を願いつつ、またどこかの現場で試合を見ることができればと思います。
日本野球がより良い環境になることを願って、今日もVamos!
