『何かが動き始めている!!』

 皆さま、こんにちは。
 久しぶりのブログアップです!
 1月2日にドミニカ共和国より帰国し、日本での活動を再開、そして現在、少しだけドミニカ共和国へ戻ってきています。

 この野球オフシーズンの期間、日本の野球界では多くの変化の兆しを感じました。
 12月には私も高校時代を過ごした新潟県で、県高野連が来春の大会で球数制限を導入すると発表しました。2月20日に全日本高野連より再考を申し入れるという(よくわからない)返答があったものの、この波紋は消して消えることはないと思います。一旦、断念となるようですが、今後多くの議論を呼ぶことを期待しています。

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 講師としてお声がけいただいた、1月5日の群馬野球フェスタ2019では、全日本軟式野球連盟の宗像専務理事より、学童野球においても70球の投球数制限を設ける意向と発表されました。

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 そして、1月14日に堺ビッグボーイズのOBである、横浜DeNAベイスターズの筒後選手と実施した堺ビッグボーイズ小学部・アグレシーボ体験会(4~6歳の幼児と小学生低学年の野球未経験者対象)には、先述の全日本軟式野球連盟・宗像専務理事や、慶友整形外科病院の古島先生(日本の中でも有数の野球肘障害に関するドクター)ら、多くの有識者もお越しくださり、体験会後のシンポジウムでは、筒香選手自ら、今回の全軟連の投球数制限など、変化を恐れない取り組みを応援したいと伝えました。

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 もちろん、まだまだすんなりいかないことも多いと思います。様々な反対意見も出てきたりすると思います。
 ただし、大切なことは変われるところから変わろうと声をあげて、実際に変化を促していくことだと思います。

 もちろん、球数だけが日本の野球界の問題ではありません。勝利至上主義を助長するシステム(特にトーナメント中心の大会!)、スポーツマンシップの欠如、世界基準とかけ離れた飛びすぎる金属バットなどなど、様々な課題を抱えています。世界各国の選手育成と比べても、本当にまだまだ変わらなければならないことがたくさんあります。

 しかし、何か、確実に変化が起こり始めています。
 時間はかかるかもしれないけど、きっと日本の野球も変われる。
 その中で自身ができることは微力かもしれませんが、これからも行動・発信を継続できればと思っています。

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 現在は外務省のプロジェクトで日本の大学生9名をお連れしてドミニカ共和国に滞在しています。帰国後、様々な活動で皆さまとお会いできればと思っています。どうぞよろしくお願いします!!

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