『世界基準の低反発バットを使えば、打撃だけでなく、守備力も投手力も向上する!!』

1023001

 皆さま、こんにちは!
 一部で報道もされましたが、堺ビッグボーイズでは10月に入り自身らが主催するリーグ戦で世界基準の低反発金属バットを導入した試合を開催し、何名かのマスコミ関係者にも取材にお越しいただきました(下記の記事もご参考下さい)。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kikuchiyoshitaka/20181016-00100694/

1023006

 日本では、高校生まで金属バットを使用していますが、実はこの金属バットは世界でもまれにみるよく飛ぶバットです。私がよく学びに行くラテンアメリカの国々では13歳ころから木製バット、アメリカなどでは木製バット並みに反発係数が抑えられた低反発金属バットの使用が試合でも義務付けられています。

180811 LAD

 日本の金属バットは、どこで打っても良く飛ぶ(芯の大きさもそうですし、捕手よりの体に近いポイントでなく、投手寄りの前で打っても飛んでいく、いわゆるドアスイングでも飛んでいくという特徴があると思います。)、打球速度が速い、飛距離も違うという特徴があります。そのため、国際大会に行くと、日本の高校生や中学生は大会規定で木製バットや世界基準の低反発金属バットを使用しなければならないため毎度苦労することになります。もちろん、国際大会に行かなかったとしても、大学以降で使用する木製バットで大変な苦労をすることになります。もし、この低反発金属バットを日本の中高生の試合でも使用を義務付けたならば、今のような甲子園大会でホームランがたくさん出るような試合展開にはならないと思いますが、全体的な打撃力向上を図ることができ、世界の舞台で日本の中高生が今のように苦労する場面は減ると思いますし、大学以降、プロやひょっとしたらMLBでも活躍する選手が増えるのではないかと思います。

1023002

 堺ビッグボーイズでは、この低反発金属バットを使用して、試合などを行っていますが、気づいたことはバッティングの向上だけではありません。投手は、打たれにくくなるため、警戒しすぎて四球を出すよりも、思い切ってストライクゾーンで勝負できるようになります。結果、誘い球としての変化球も減り、ピンチの数も減るため、投球数はこれまで以上に少なくなり変化球多投による投手としての負担も減ります。

1023003

 そして、もう一つは守備力(特に内野手)の向上という効果です。打球速度が弱くなるため、内野手は待って捕るのではなく、前に出てチャージしていく能力、持ち変えの正確さや速さやを養う機会が増えます。今まで追いつけていなかった打球にも追いつく回数が増えます。そして、速くきつい打球が少なくなるため、体が硬くなることなく、柔らかい動きでプレーできる守備機会が断然多くなります。これが、もしかしたら将来的に最高峰のMLBでプレーする際に必要な天然芝での打球処理にもつながるのではないかと思います。

1023005

 もちろん、MLBを目指すことが全てはありませんし、うちの子がみなMLBを目指しているわけではないのでそこまでは・・・、と思われる方もいるのは事実だと思います。しかし、大切なことは、選手それぞれの能力を将来的に(今ではなく先で!)最大限伸ばす環境を大人がどれだけ用意できるか?ということだと思います。

 そういった意味では、低反発金属バットを使用することが、打撃力向上だけでなく、投手としての成長、守備力の向上にも寄与するのであれば、どんどん積極的に行うべきでは!と思い始めています。

1023007

バットからも日本の野球に変化を!まだまだいきます!
バモス!

1023004