
10月3日よりアリゾナに来ています。サンフランシスコで乗り継いでTucson(英語読みツーソン、スペイン語読みトゥクソン)という街まで。ここでメキシコの方と会う予定でしたが、連絡すると今日はTucsonにはいかない。Nogalesで試合をするとのこと。
そもそもNogalesはどこかと調べたら、アリゾナの最南端、メキシコとの国境の街でした。急遽レンタカーを手配してフリーウェイを南下。国境のにおい、メキシコのにおいがプンプンする街に到着しました(アメリカなのに英語が一切聞こえてきません)。10月10日に開幕するメキシコウィンターリーグのチームがオープン戦を行っており、なんとか練習と試合に間に合うことができました。



翌日からは、予定通り(?)TucsonのKino Stadiumでオープン戦を行っています。こちらはアリゾナ・ダイヤモンドバックスの3Aのチームが本拠地としていてさすがにきれい。メキシカン・ベースボール・フィエスタと題して、毎年この時期にオープン戦をアリゾナで行っているようです。


私自身、2014年から現在のような活動を始めて3年がたち、当初の想いを最近よく思い出します。ラテンアメリカ(特にドミニカ共和国)で自身が受けた驚き、野球指導やプレーに対する考え方の違い、これを何とか日本の皆さんにも伝えることができればと活動を行っています。
その中から生まれた1つの取組みとして、日本のプロ野球選手にももっと海外の野球、特にウィンターリーグと言われるラテンアメリカの野球に触れる機会を作ることができればと思っています。

同じラテンアメリカでスペイン語を話すとは言え、ドミニカ共和国とメキシコはまた全然違った人種に感じます。話し方も全く違います。ただ、共通して言えることはどちらの方も本当に親切で人懐っこく、約束には少しルーズだけど、会えば心を開いて話してくれる、そして考え方が常にポジティブ!というところかなと思います。
本日が実質アリゾナでの最終日、いよいよ始まったMLBのポストシーズンに後ろ髪を引かれながら明日日本に戻ります。