『まずは自身が願うこと!』

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 先週末、堺ビッグボーイズの選手たちはボーイズリーグの春の阪南支部予選に参加しました。
 今回から、選手の負担を少なくするために例年2月に開催していた支部予選を前年の秋に行うこととなりましたが、雨で消化できなかったリーグ戦の1試合とリーグ戦を勝ち抜いたチームの決勝トーナメントが2月末から行われています。

 堺ビッグボーイズ(中学部です)は、リーグ戦2勝1敗(コールド勝ち1試合)で予選リーグを突破しましたが、残念ながら決勝トーナメント(準決勝)で敗退。私は今回もビッグボーイズのベンチに入らなかった選手たちが登録される南花台フューチャーズの選手たちと共にリーグ戦に臨みました。こちらの結果は1勝2敗で予選リーグ敗退となってしまいましたが、大会中に選手たちは様々な経験を積むことができたのではないかなと思っています。

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 その中でも、試合前の選手たちの表情がとても印象的でした。
 『南花台旋風を巻き起こす』と静かに闘志を燃やす彼らは、『自分たちはできるんだ!』と自信満々で試合に臨んでいきました。
 もちろん、実際の試合になると相手もあることですし、なかなか思い通りにはいかないものです。エラーもたくさんして、三振もたくさんしました。しかし、選手たちが野球を通じて何を学び、この先の人生にどう活かしていくかを考えた時、この『できると思ってやる!』ということがとても大切なのではないかと感じます。
 『失敗したらどうしよう』、『うまくいかなかったらどうしよう』という思いではなく『できると思ってやる』。できると思ってやって、うまくいったこと、できなかったことを、また次に活かしていく。それが野球を通じた真の教育に近づいていくのではないかと思います。

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 いつも親しくしているドミニカ共和国出身のマイナーリーガー、イアン・カルロス・ロドリゲス選手(写真・左)が自身もメジャーを目指す中で、日本の子供たちに残してくれたメッセージを思い出しました。『何よりも大切なことは、まず願うこと。願わなければ何も起こらない。自分を信じ、夢を描き、失敗してもまたチャレンジを繰り返すんだ。そうして1歩ずつ前進していこう!』

 自分を信じている限り夢はなくなりません。また今日も新たな1歩を皆さんと共に!
 

『ベースボール・ミーティング開催!!』

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 この土日は大阪府にてプロスペクト・ベースボール・ミーティング『La Pelota』を開催しました。
 北は北海道、西は鳥取まで、全国各地から27名の指導者の方にお越しいただき、堺ビッグボーイズの練習見学と『先を見据えた指導』『選手への敬意』をテーマにセミナー・討論会を実施いたしました。

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 これまで何度か堺ビッグボーイズのグラウンドへ足を運んでいただいた方もいらっしゃいますが、中には初めてお越しいただいた方もおり、子供たちの子供らしい表情を見ていただくとともに、真に子供たちの将来のための指導のあり方を考えるきっかけづくりになっていればうれしく思います。

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 2日間でたくさんのご質問もいただきました。その中で、『何のためにこの練習をやるんですか?』、『●●のためにこの練習をやっているんですか?』といった質問もいくつかありました。
 私たちはついついすぐの成果のために●●をやるということが、しみついてしまっているような気もします。ただ、人の成長というのはそんなに短期的に変化の見えることではなく、単純なものでもないと思います。
 色々なことが繋がって、経験も積んで、時がたつに連れて変化が見えてくる。将来のその時に向かって、今何を子供たちに伝えていくか・・・、その答えは当然一つではなく、指導者自身が日々学び続けながら選択をしていく必要があるのだと思います。

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 ふっと会場を見渡せば、今回の参加者でドミニカ共和国へお越しいただいた方が何と12名(笑)。日本でそんな集まりも珍しいなと思いつつ、現地でお世話になっているアントニオ・バウティスタLAドジャースコーチもきっと喜んでくれているのではないかなと思いました。

 『25年以上にわたり野球を指導しているが、野球は毎日新たなことが起き、毎日が新たな発見だ。だから私自身の学びは尽きることなく、野球のことはまだまだ分からない。ただし一つだけ、私にもわかることがある。それは、自分は野球のことを知っているという人は野球のことを何もわかっていないということだけは私も理解している。』

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 指導者の学び続ける姿勢、深さを求め続ける姿勢こそが、子供たちの教育に最も必要なのかもしれません。
 今回、お越しいただいた方々との再会を楽しみに、また新たな出会いや再会も楽しみに、日々前進していきたいと改めて思うことができました。
 子供たちの未来のために、引き続きどうぞよろしくお願いします!

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