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『彼らに結果を求めるのはいつ??』

MTG 20154

 堺ビッグボーイズに52名の1年生が入部してくれました。3学年合わせて112名の選手たち、そこにかかわる保護者(家族)・指導者・関係者の方々、本当に大きなファミリーだなと思います。
体の大きい子、小さい子、いっちょやったるぞ~という顔をしている子、楽しく野球ができたらいいな~という子、もちろん目的も様々ですし、それでいいのだと思います。

 新年度を迎え、日本全国色々なところで新たな出会いとスタートがあると思います。
 そこで今一度みんなで考えていきたいのは、選手たちにとって何のために自分は(指導者として)存在しているのかということです。

 例えば、中学1年生であれば彼らはまだ12歳です。
 野球選手としても、1人の社会人としても、結果を出すのは30歳になる18年後からで十分なんです。高校1年生であれば15年後ですね。

 彼らの18年後のために、今するべきこと、今するべきではないことを、常に考えながら指導にあたらなければならないと思います。2~3年の間に結果を残そうとして、技術を詰め込んだり、過度な練習で体に負担をかけたり、中学生の間の勝利を最優先に考えてやると、実は彼らの18年後のためにならないことがたくさんあります。

ノックゲーム 20154

 この時期はまだまだ『野球が楽しい!好き!』という心を育むこと、自ら挑戦し失敗と成功を繰り返す環境を作ること、野球以外も様々なことに興味を持つことが大切だなと思います。

ドッチ 20154


 まだまだ集中力がない(10分同じことしたら遊びだす)、思ったようにプレーできない、そんなの全然OK!指導者(大人)が彼らに短期的結果さえ求めなければ、彼らも安心して大好きな野球ができるのだと思います。

 日本全国でこのようなチームが増えることを心から願っています!
 
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『日本の常識は世界の??』

マイナー トレントン 2014

新潟→東京6日間、珍しく(?)たくさん野球みました。

すっかり身も心も外国人になったらしく、日本の野球もヤケに客観的に見えてしまうのかもしれません。

今回はプロ野球のとある2軍戦を観戦。
まだまだ若いこれからの投手たちが変化球多投でかわし、打者はランナーが出ればすぐバントのサインを出される。

25歳くらいの選手たちがどんどん直球勝負で、打者も初球から強振し、指導者も結果はまだまだ先で良いと考えているアメリカのマイナーリーグとはえらい違いやなと。

そんな中で積極的にバットを振り続ける選手が一人。たとえ誰に何と言われようが、しばらく結果がついてこなかったとしても、その姿勢を貫いて欲しいなと思いました。

とある大学のリーグでは、近年下級生から登板し、上級生になった時に調子が上がらず、なんとかプロに入っても活躍できないケースが後をたたないにもかかわらず、春から1年生が初戦のバッテリーの大学もあれば、現に2年生までに投げ過ぎて調子の上がらない3年生が大量得点差にもかかわらず130球超の完投。

そんな若き未来ある彼らの将来を擦り減らしてまで優勝しなくてはならない理由がどこにあるのか?教育機関である大学が、学生の未来の可能性を狭めてまで優勝を目指すというのは本末転倒なんじゃないのか?と率直に思ってしまいます。

上記の現状をドミニカやアメリカの指導者が見たら、何をやっているんだ!そんなことをしていたら選手が育たないし潰れてしまうじゃないか!と間違いなく言うでしょう。現につぶれているので反論のしようがありません。

Dバックス 2012

これまた、投手はたとえ打たれても、どんどんストレートをストライクゾーンに投げ込み、60球で中5日のローテーション、打者はバントのそぶりも見せず初球からフルスイング、今の結果を気にせず将来の活躍のために身体は無理せず、たくさんの経験(失敗・成功)を繰り返しているドミニカのアカデミーとはえらい違いやなと。

そのリーグの2人の有望な若手左投手には、もちろんリーグ戦をないがしろにしろということではないものの、自身の将来につなげる期間にしてほしいなと思います。100球を超える投球過多や中4日未満の登板はもってのほか、負担のかかる変化球(特にスライダー)は投げず、どんどんストレートをストライクゾーンに。たとえ打たれたとしても、それで良いんだと言ってくれる指導者や先輩が近くにいることを切に願っています。

日本の野球を否定したいわけではなく、10代や20代の若者たちの将来にとって今は何を大切すべきなのか?そこにかかわる大人(我々)が、日本で常識と言われているものを疑ってかかる必要があると思います。

何よりも大切なのは、今日の勝利ではなく、子供たち・若者たちの未来ですよ!その基本を大事にしていきましょう! 

『高校でもゆっくりじっくり』

のんびりいきましょ!

 自身が指導に携わっている堺ビッグボーイズから2名の選手(投手と外野手)が、母校の新潟明訓高校に進学しました。かわいい教え子がかわいい後輩にもなり(?)うれしくないはずはありません。

 でも、何よりうれしいのは、彼らにとって高校3年間ゆっくり・じっくり過ごせる環境を準備できたことかなと思います。

 堺ビッグボーイズ時代は、将来の活躍(野球も人生においても)を最優先に位置付け、目先の勝利にとらわれない指導方針のもとですくすくと成長してくれました。

 そう、高校でも一緒、もちろん高校野球をないがしろにするわけではありませんが、彼らの活躍の場・勝負の場はもっともっと先の10年後・20年後なのだと思います。高校に進学したけれども、勝負は高校3年間の間ではありません。彼らが30歳・35歳になってから、はたまた野球を辞めて40歳・50歳になってからかもしれません。

 誰でも目先の試合にも勝ちたい、子どもも大人も一緒です。でも、そこをグッとこらえられるかどうかが子どもたちに接する我々大人の腕の見せ所ですね。スライダーを投げれば試合に勝てる、エースが連投すれば大会に勝てる、でもそれをすることによって将来の可能性が狭まってしまうのであれば・・・。大人が今日の勝ち負けと選手自身の将来のどっちを大事にしてくれているのか、子どもたちはよ~く見ています。

 アメリカやドミニカで行われている育成が全国各地の学校・チームでも同様に、じっくり・ゆっくり行われる、そんな時代が来ることを願って今日も発信です!
 

『器(Utsuwa)!』

RESTA 2015 4 4 1

 4月4日(土)は北九州市のRESTA(やすなが整形外科)さんで2時間ほどお時間いただいてお話してきました。
 RESTAホームページ → http://yasunaga-seikeigeka.com/resta/

 野球指導者・現役選手に加えて、理学療法士(を目指されている方)、メンタルトレーナー、他競技の選手など、実に色々な立場の方がご参加くださいましたので、いつも以上に様々な角度からの質問が飛び交い、私自身も楽しい研修会になりました。参加者の方々の事後コメントを見聞きしても前向きなものが非常に多く、お互いにとって良い時間になったかなと思っています。

RESTA 2015 4 4 2 全体

 この研修会で自分自身が逆に学ばせていただいたことは、人としての『器』の大きさかもしれません。

 まずは、ひとりの職員(梶原さん!!)からの提案を信じ、見ず知らずの私を招聘することにGoサインを出していただいた主催者RESTA(やすなが整形外科)の方々。直接メリットがあるかどうか分からないけれども、現代の日本に、子どもたちの未来のために必要だという思いで今回の実現につなげてくださったことを大変ありがたく思っています。

 そして、もう一人の方は、北九州市立大学の野球部監督さん。内容としては海外の野球を通じて日本野球や教育全体の在り方を考え直そうというものなので、もしかしたら自身が現在行っている指導が間違っていると言われる可能性もある中で、『きっと参考になる話だと思うから一緒に勉強しに行こう!』と自身が指導されている選手10名を連れてお越しくださいました。みんな自分の現在や過去を否定されたくない、特に今指導している選手・生徒・部下の前では・・・、というのが本音だと思います。でも、自身もまだまだ至らないところがあるかもしれない、ならば一緒に勉強していこう!という指導者の後ろ姿を選手のみなさんはちゃんと見ているんだと思います。

 野球の世界だけではなく、学校でも社会でもそういった方々がもっと増えてきたら、子どもたちも大人たちももっと明るくなって、日本がもっと良い国になるんじゃないかなと思います。自分自身も年齢を重ねるごとに器の大きな人になれるように、これからも心掛けていきたいと改めて思いました。

 主催者の方々、ご参加いただいた方々、みなさんありがとうございました。
 
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